医歯薬系は試験慣れしていることが多いかもしれません。
覚えていなければならない事柄が多く、ひとの命を預かる現場でミスが許されることはないため、本当に必要な知識を覚えているのかチェックするためにも何度も試験を繰り返します。自己採点のためにテキストでテストをしたりすることもあります。
取り返しのつかない医療事故を起こさないためにも、必要なことだと思います。
チェックをするという行為そのものも大事なのであって、試験をすることだけが大事なわけではありません。
患者さんに必要な処置を適正に行えたのか、必ずチェックしています。
それも合わせて身につけることが前提です。
知識だけではなく、技術面でも同じことが言えるため、技術の試験も避けて通ることは出来ません。
免許取得前は学生同士で技術の腕を磨くため、そこでもやはり相手を思えば失敗は出来ません。医療行為の失敗には痛みが伴いますので、患者さんに痛みを与えないで処置が出来るようにならなければありません。
知識の試験、技術の試験を繰り返して行く中で、徐々に冷静さを身につけて行くのだと思いますね。
焦りが禁物であることに早く気付けば、試験の時に有利です。
うまくひと呼吸おけるかどうかで差が出るので、学生でいられる間にひと呼吸の間を掴みたいところです。
医歯薬系に進むと決めた時点で、試験の多さは覚悟していると思います。
自分がどこまで出来ているのか、知りながら進めることが出来ることを思えば、多くの試験は必要最低限のことなのではないかと思います。